情報革新、グローバル化が加速する今こそ読んでおきたい、組織のこれからを考えるヒントになる記事5選
「めまぐるしく変わる世の中」という言葉さえ、聞きなれてしまうような現代。だからこそ、さまざまな視点から “これから”を読み解き、ビジネスに取り込んでいくことが強く求められています。ここでは社会情勢から組織のマネジメントを考えるうえでヒントとなる、社会学や経済学などの研究者たちによる5つの記事をご紹介します。
スキルアップに必要な、社会を見る目とは
業務効率化に活用できる「生成AI」と、新たなスキルを身につける「リスキリング」は、どちらもビジネスパーソンなら気になるワード。日本がめざそうとする産業構造に、この生成AIとリスキリングは大きく関係すると、情報化社会の社会変化の影響や対処法などを研究する社会学者・鈴木先生は話します。これからの社会と課題を、先生の話から一緒に見直してみましょう。
生産性、モチベーションを高める「行動経済学」に注目
期待するレスポンスや成果を得ようとするなら、まずは対象へのアプローチが大切なことは言うまでもありません。そこで参考にしたいのが、経済学に心理学や社会学の知見を活用した行動経済学。記事では、その行動経済学の理論を用いた働き方改革と長時間残業の研究などを紹介しています。
「外国人が同僚」が当たり前に? 知っておきたい世界の人材流動
少子高齢化が進む日本において、今後いかに労働力を確保するかは大きな課題です。外国人の受け入れはその解決策として注目され、企業には多様な人々が働きやすい環境づくりが求められています。日本の外国人受け入れの現状や課題、国際的な人材の動きについて、「国際的な人の移動研究」を専門とする志甫先生に詳しく聞きました。
外国の移民事情の根幹を知りマネジメントに活かす
海外移住者を広く受け入れている国では、どのような制度の中で人々は暮らしているのでしょう。移住や移民を研究し、オーストラリアに長期滞在した経験をもつ長友先生に、オーストラリアの移住対策とその背景についてお聞きしました。日本と異なる労働環境や価値観を知ることで、海外との業務がスムーズになるだけでなく、ワークライフバランスを成功させるヒントが潜んでいるかもしれません。
国連で難民支援に従事した研究者と考える「平和」
より良い働き方や、企業の明るい将来を考えたとき、前提となるのは日本だけでなく世界の人々が安心して暮らせる、平和な社会は大前提ではないでしょうか。とはいえ、ロシアによるウクライナ侵攻やパレスチナとイスラエルの紛争といった武力による抗争が、今なお続いているのが現状です。これからの社会を思い描くとき、私たちは「平和」をどう捉え、行動していくべきなのでしょうか。国連で難民支援に従事した清水先生に伺いました。
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