人や地域とつながり、社会課題の解決をめざすためのヒントになる記事5選

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人や地域とつながり、社会課題の解決をめざすためのヒントになる記事5選

貧困や格差、災害など、社会には解決が容易ではない問題が山積しています。どのような社会課題も、解決のためにはまず現状を的確に捉えることが大切。また、現在は行政と市民が手を携え、市民共創によって課題解決をする動きが活発です。そんな中、求められているのがコミュニケーション力。そこで、現代社会が抱える課題に迫った記事と、その課題解決の糸口となるコミュニケーションに焦点を当てた記事を厳選して紹介します。

貧困問題の実態を知り、これからの社会を考える

貧困や格差がニュースで取り上げられるのを見ながらも、どこか他人事のように受け止めている人も多いのではないでしょうか。しかし、現代の日本にとって、貧困と貧困がもたらす社会的な孤立は誰にとっても無縁のものではなくなりつつあります。20年以上、大阪のあいりん地区(釜ヶ崎)を見つめてきた白波瀬先生に、貧困とその支援の実態について伺いました。

住民と取り組むことが大切。防災対策に必要なこと

災害大国とも言われる日本で、昨今重視されるようになってきたのが、災害発生後、被害が広がらないようにするための仕組みづくりです。とはいえ、山に近い地域、海辺のまちなどさまざまな地域があり、何が災害時の脅威になるかは地域ごとに異なります。そういった中で、どのような仕組みをつくれば防災対策ができるのでしょう。全国各地でフィールドワークを行う照本先生に、実際に地域住民と行った取り組みについてお聞きしました。防災はもちろん、地域のさまざまな課題解決の参考になる記事です。

子どもたちを支援するスクールソーシャルワークを知る

ひとり親家庭で親が深夜まで働いている、精神疾患のある親を子どもがケアしている…。その結果、子どもが不登校になるなどの問題が生じています。そんな子どもたちの学びを支援する福祉の専門家が、スクールソーシャルワーカーです。アメリカのスクールソーシャルワーカーの指針をもとに日本版の指針づくりに携わり、研究に取り組む馬場先生に、スクールソーシャルワークの現状を解説してもらいました。

人とつながり集合知をもたらす新しいコミュニティの形

誰かの何げない一言で、それまで一人で抱えていた疑問や問題が一瞬で解決してしまった経験はありませんか? そうした他者とのつながりや学びをもたらす場になるのが、個人の関心を軸にした学びのコミュニティ「実践共同体」です。記事では実践共同体を研究する松本先生が、その考え方や活用事例を紹介。キャリア形成にはもちろん、地域や社会の課題解決にも大いに活用できる知見が多く含まれています。

課題解決の機会になる話し合いをムダにしない

立場や考えが異なる人と話すとき、どうすれば活発な意見交換や納得感が生まれ、課題解決につながるのでしょうか。コミュニケーションにおける「会話分析」を専門とし、まちづくりワークショップで会話研究を行ったこともある森本先生は、「話し合いがうまくいくようにすることが、社会を良くすることにつながる」と語ります。そこで、話し合いのスキルを上げるためのコツを伺いました。

運営元:関西学院 広報部
※掲載内容は取材当時のものとなります

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